ついに新型コロナに感染…
私は職業柄出社しないと作業ができない業務が多いため、基本的には東京都内に電車で通勤し、週に1~2回はテレワークをするというスタイルでここ2年くらい仕事をしていた。
手洗いうがい、マスクやこまめな消毒などはきっちりやっていたので、コロナ禍に入ってからコロナはおろか、風邪を引いたり発熱することも無かった。
ただ、先日喉の痛みと発熱があり、市販の抗原検査キットで検査したところついに新型コロナ陽性になってしまった。思えば最近は少し気が緩んでいて、新型コロナが流行り出した頃より消毒の頻度は減っていたし、ワクチンは3回打っていたのでどこか油断もあったのかもしれない。
私は今回自主療養という形をとったのだが、療養中の生活がイメージできずに不安になったりしたので、誰かの参考になればと思い体験談を書いてみることにした。
主な症状
私が体験したのは以下のような症状だった。
- のどの痛み
- 頭痛
- 発熱(最大で38℃後半程度)
- 咳
- 嗅覚障害
まず最初に喉が痛くなったものの、発熱は無かったためエアコンの風に当たりすぎたかな?と思っていた。しかし、その後38℃まで発熱したため会社を休み、市販の抗原検査キットをAmazonで買って検査したところ、コロナ陽性という結果が出た。また、発熱と同時に頭痛もあり、熱がピークになったときには頭が痛くて夜も眠れずかなり辛かった。
その後、のどの痛み、熱、頭痛は収まったものの、咳が出始める。咳が出始めて2日程度は結構きつかったのだが、3日あたりから徐々に収まった。咳が出なくなり「これで山を越えたか・・・」と安心していたら今度は匂いがわからなくなっていることに気づく。
嗅覚障害に気づいたきっかけは、私が好きなジュースを飲んだとき、風味がない砂糖の味しかしなくなっていたことだった。
慌てて洗剤やすりおろしたニンニクなど匂いが強いものを嗅いでみたのだが、全く匂いは感じられず。前日まで匂いは感じられていたため急なことでビックリしたのだが、嗅覚症状については1日程度で回復して安心した。
神奈川県に自主療養の届けを出す
私の会社はコロナで休む場合は特に診断書などの提出は義務付けられていないが、今後何かしらの証明が必要になるかもしれないし、自治体にも届け出はしておいた方が良いと思い、私が住んでいる神奈川県のWebサイトの「新型コロナウイルス感染症対策ポータル」を確認した。
私は抗原検査キットで陽性になったため「セルフテストで陽性になったら」のページを確認したところ、医療機関のひっ迫のため重症化リスクの低い人は自主療養届を出して自宅で療養することが推奨されていた。
私は重症化リスクが低く自主療養を選択可能だったため、医療機関での受診は行わずに自主療養届の申請を出した。
ちなみに私が使用した抗原検査キットは厚生労働省が認可した医療用抗原検査キットではなく「研究用」と書かれたものだったが、神奈川県では7月28日から当面の間、薬機法に基づく承認がされていない検査キットによる届出も受け付けることになったということで、次の日には神奈川県から自主療養届が発行されて、pdfの形式でメールで送られてきた。
※このあたりの対応は自治体によって異なると思います。
自主療養を選択すると神奈川県からLINEで毎日健康観察の連絡が届き、症状が悪化した場合は県から連絡があるということだったので、不安な中でも多少安心感はあった。
自主療養中の生活
自主療養中は当然外には出れないので、ネットスーパーや出前館などを利用して、ドアの外に置き配してもらって食料品や日用品を調達した。なお、私は利用しなかったが、経済的事情等により食料品の入手が困難な場合は、県に申請することで食料品の援助が受けられるとのこと。
地味に困ったのが、郵便ポストや宅配ボックスに届いた荷物を取りに行けないこと。戸建ての住居に住んでいれば、人がいない深夜などに取りに行けばよいかもしれないが、私はマンションに住んでいる。
ポストに行くまでに人と合うリスクがあるため、療養期間が明けるまでは郵便は受け取れず。症状が治って療養期間が明けたときにポストを確認したらどっさりと郵便物が届いていて少し辟易した・・・笑
外に出れないというのはなかなかストレスがあったし、家族も濃厚接触者になってしばらく外出が出来なかったため申し訳なさもあった。
幸い私はすでに症状は完治しており後遺症も残っておらず、療養期間も終わって外にも出れるようになったが、やはりいざ感染してみるととても大変だな~ということを痛感。
ここ最近は感染者が減りつつあるが、自分が再び感染しないように、そして人に感染させないように注意して生活していきたい。
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