メインは日経平均連動型ETFと移動平均線による売買
本レビューの第2回目はこちらの本↓ Kindle Unlimitedで配信されていたので読んでみた。
ざっくり書くと「 ずぼらで毎日株価チェックはできない投資初心者の人は日経平均連動型のETFに投 資しよう。売買のタイミングは移動平均線を基準にしよう」 という本なのだが、 初心者向けに株式取引の基本的な内容やチャートの見方も丁寧に説 明されている。
たしかに日経平均連動型のETFは個別株より暴落するリスクは低いし、少ない資金から始められるので初心者にはもってこいだ と思う。なぜ日経平均連動型のETFか、 という理由もしっかりページをさいて説明されており、 読んでいて納得感がある。
初心者向けだが経験者にも気づきが
全体的には現物のETFを中心にした初心者向けの話なので、 個別株や信用取引もガンガンやっている人にとっては知っている内 容も多く、退屈に感じるかもしれない。
ただ、AI取引全盛の現代におけるデイトレードの難しさなど、 ETF投資を軸として最近の投資事情も絡めた投資戦略の話もある ので、 知っている部分は読み飛ばして興味ある部分だけピックアップして 読むのもおすすめ。私もそういう感じで読み進めていった。
株式投資を始めたいけど何から始めればいいかわからない」 という人にもオススメできるわかりやすい投資の入門書だった。 ただ、週に1分…というのは少し大げさかな(笑) もう少し時間はかかると思うし、口座開設などの面倒な手続きは、ずぼらな人だろうが乗り越えないといけない。
著者のブログも勉強になる
公認会計士であり個人投資家でもある著者の足立武志さんは株関係 のコラムなど多数寄稿していて、 私も足立さんのブログは定期的にチェックしているのだが、 足立さんは一貫して移動平均線を基準とした株式取引を薦め ている。
ブログを読むと、 自身もそのポリシーに従って取引しているにで説得力があるし、 私も最近は売買タイミングを決める時の参考にさせてもらっている。
興味がある方はチェックしてみてください。
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