世界的ベストセラーの漫画版
ジョージ・S・クレイソンにより書かれた世界的ベストセラーであり、100年読み継がれているお金の名著「バビロンいちの大金持ち(The Richest Man In Babyron)」のエッセンスをマンガにした本。金融の起源とも言われている古代バビロニアの時代から言い伝えられている「お金」と「幸せ」を増やすためのエッセンスについて書かれている。
この本に書かれている5つの黄金法則だが、1つ1つそれなりの長い文章の法則になっている。自分の頭に残すためにざっくりとまとめると以下の通り。かなり端折ってるので、詳細が気にある方はぜひ本を読んでみてくださいm(_ _)m
- 家族と自分の将来のために収入の10分の1以上蓄えれば、黄金は自らを膨らませながらやってくる。
- 黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が賢明であれば黄金は懸命に働く。
- 黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ければ、黄金は離れない。
- 自分が理解していない商いや、賢明なものが否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていく。
- 非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の言葉に乗ったり、己の未熟な経験を妄信するものからは黄金は逃げていく。
このマンガでは、一つ一つの法則についてわかりやすく具体例を書いているのでスラスラと頭に入ってくる。
古代から伝わるお金のエッセンスを気軽に知ることができる
5つの黄金法則の他にも「黄金に愛される七つ道具」など、古代から伝わるお金のエッセンスを気軽にマンガで知ることができる。
なかには「なんだそんなことか」と思うものもあるけど、例えば収入の10分の1を貯金するといった内容は、いざ実践するのはそれなりの努力が必要だし、書かれていることを実践できれば確実にお金は増えていくと思う。
とはいえ、具体的な投資やお金儲けのテクニックが書かれているわけではないので(訳者がETFについて解説したりはしているが)、お金を増やすための心がけを知るための本といった感じ。
マンガで概要を掴んで原書を読むと良いかも
勉強にはなったが、かなり駆け足で話が進むし、都合よすぎる少年マンガ的展開にはチープさを感じて、内容に集中できない部分も多少あった。
このマンガをきっかけにして、原書の日本語訳版を読んでみると、よりお金のエッセンスに近づけることが出来るのではないかと思う。原書はKindle unlimitedでは配信されていないようだが、Kindleと紙の本では原書の日本語訳版も販売されている↓
今後、Kindle unlimitedで配信されたら私も原書を読んでみたいと思う。
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